背景
性質の異なるプラスチックが混ざると、原料の構成だけでなく、成形された内部の状態も材料の性質に関わります。大学での試験では、異種樹脂、空隙、粘り強さを観察し、品質管理に向けた課題を見いだしました。
研究所は、過去の試験値を全ての製品へ当てはめるのではなく、どの原料と工程から、どのような材料ができたかを対応させる研究を計画しています。
研究の問い
何が強度とばらつきを決めるのか。同じ形の材料でも結果が変わる理由を、原料・工程・内部構造の関係から調べます。
原料→工程→構造→物性
方法
- 原料を記録
- 試料をつくる
- 内部と物性を測る
- 違いを比べる
原料の特徴を記録し、同じ試作番号で製造記録、試料、試験結果を結びます。比較したい要因を定め、条件を変えた試料と比較の基準になる試料を用意する計画です。
材料の内部を観察し、圧縮や曲げ等の試験と対応させます。試料の形状、採取位置、試験方法も記録し、材料自体の違いと測り方による違いを切り分けます。
目指す成果
用途に必要な性質から、原料の扱い方と評価方法を考えられる状態を目指します。良い結果が出た一例だけでなく、ばらつき、再現できた条件、まだ説明できない違いを残します。
蓄積した記録は、次の試作と計算による材料予測の基礎に使う構想です。現時点で材料全体の強度や品質を保証するものではありません。
必要な専門性と研究基盤
高分子材料、内部構造の観察、材料試験、実験の比較設計に関わる専門性を組み合わせます。試作・評価・計測の役割と利用できる設備を確認し、対象を限定した研究から具体化します。
出所と確認範囲
- PB530強度試験 ↗非公開の過去試験報告/原図の公開は別確認
- 圧縮・曲げ実験結果(詳細) ↗2002-08記載の過去試験報告
Drive原本への参照はアクセス権が必要です。原本の公開可否・写真等の利用条件は、公開版で対象ごとに確認します。過去の記録を現在の性能保証として扱いません。
